活動の記録


■「木の魅力を知り、木を学ぶ現地体験研修会」の開催

 10月25日(火)阿武隈川流域林業活性化センターが福島森林管理署などの協力を得て、木材の伐採・搬出状況、製材・加工、木造住宅の完成までを、現場で実地に見学し、木の魅力を知り、木を学ぶことにより、将来の建築技術者に木材の良さを理解し、その利活用の推進と将来の需要拡大のためのPRとすることを目的として次のとおり開催しました。


■【研修会の概要】

 県立テクリアカデミー郡山校建築科2年生20名と引率の先生2名が参加し、校内での開会式を経てバスで二本松市大字永田地内の伐採現場(国有林内)へ向かいながらバスの中では森林の機能、温暖化防止に果たす木材の役割等を学びました。JICA研修所近くでバスを降り、森林管理署の四輪駆動車に分乗して現場近くまで登りました。屋外研修のため、ヘルメット、手袋、マスクを準備しましたが、現地の空間放射線量は0.2μSv程度と比較的低いので一安心でした。担当の森林官から伐採現場の説明を受けた後、フェラーバンチャーによる伐採、プロセッサーによる玉切り、フォワーダによる搬出など機械による作業を見学し、これまでチェーンソーで伐採しているものとばかり思っていたのと実際は違っていたことに驚いていました。


 再び、バスで郡山市に移動し、郡山地区木材木工工業団地協同組合のプレカット工場を見学しました。他の工場見学の経験はあるそうでしたが、木造による大規模な建物を見るのは始めてと言っておりました。


 さらに須賀川市に移動し、県内産の木材をふんだんに使った伝統軸組工法による木造住宅の展示場を見学しました。殆ど木質など天然素材で製作されており、金物や合成品を使わないで造られているとの建築家のこだわりを伺いました。


 この研修について、学生からの見学の感想には、福島県産の木を100%使った家を建てる大工になりたいとか、木を無駄のないよう大切に使いたいとの声が寄せられました。彼らの今後に大いに期待しましょう。

 

 
フェラーバンチャーによる伐採
 
プロセッサーによる玉切り
     
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プレカット工場見学
 
背割り加工について
     
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木造住宅外観
 
建築家の熱弁を聞く